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銀行員が決算書を見るポイント

多くの企業が、決算期を3月期決算とされ、銀行は、7月~9月にかけて決算書をお客さまから、

ご提出頂き、決算書を分析し、各企業の格付を決定します。

この格付は、担当企業に対する融資を踏まえた取引方針を決定するうえで重要であり、担当者

として何とかお客さまの格付を昨年より、区分を引き上げることが出来ないか、一社一社の

決算書を私は分析していました。

当然、業績は、景気や販売する商品・サービスの需要に連動し、また最近ではコロナといった

従来なかった外部要因にも左右されます。

結果として、売上が減少し、営業赤字となり、最終利益が赤字となることも想定されます。

しかし、例え赤字決算になったとしても、銀行は、そうたやすく取引方針を大幅に見直すことは

ございません。

もちろん、融資に際して、金利の引き上げや担保の差し入れといった条件面で新たな交渉がある

のは事実です。

私は、むしろその決算期の赤字が何故なのかを確りとご説明頂くことを担当者として、常に

心掛けていました。

逆に、増収・増益決算のお客さまであったとしても、その決算が一過性なのか、なぜ増収・増益

となったのかお客さまに確認しておりました。

ただ決算書の最終利益が黒字なのか赤字なのか結果は当然、大事ですが、その決算の過程を確り

とご説明頂けるお客さまには、銀行員も確りと向き合い今後の融資に何が必要なのか、更に言えば

業績回復に向けて、売上を伸ばすために販路開拓のお手伝い、逆に仕入先の紹介等コスト削減に

向けた側面支援も期待できます。

是非、この時期は、銀行の担当者から、いろいろと質問や照会があるかと思いますが、丁寧に

ご回答されることをお勧め致します。

 

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