補助金と助成金の違いについて
本日は、補助金と助成金の違いついて述べさせて頂きます。
同じような印象をお持ちの方が多いテーマですが、大まかに申し上げると補助金は、
主として経済産業省が管轄する制度で、助成金は厚生労働省が管轄となります。
何れもその財源は、「税金」であり、また補助金・助成金ともに多くは、「後払い」
となっているのが特徴です。
では、それぞれの違いについてですが、まず補助金は、要件を満たしていることを前提に、
事業の開業や拡大、新製品の開発や研究、合理化制度、設備投資等、多くの目的を元にした
資金が提供されます。しかしながら、申請時期が定められていることが殆どで、仮に要件を満たしていたとしても、
申請者が多く、また申請時期が合わなかったりすれば受給することが出来ない場合があります。
一方、助成金とは、特定の事業、活動を行う企業や団体に対して、財政的な支援を受けること
を指します。一定の要件を満たしていれば資金が給付され、返済も不要であり、開業時の資金
調達として利用することが可能となります。
助成金の対象は雇用保険加入事業者である場合が多く、また、制度のほとんどは、雇用促進や
雇用維持、雇用保険被保険者の待遇改善に関わるものです。
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