銀行員がお客様を訪問した際の留意点

私が銀行員時代に、お客様を訪問する際、どんな点を意識していたか、どういった企業を評価

させて頂いていたか述べさせて頂きます。

まず、会社訪問時、受付できちんと挨拶を従業員の皆さまが、されているかです。

今でこそ、自動受付等になり、直接、受付の方と会話する機会は、ずいぶんと少なくなりましたが、

やはり挨拶は、最低限のビジネスマナーです。

時折り、そのフロアの従業員の全員が、立って私を迎え入れて頂いた上場企業もありましたが、

パソコンの画面を見ながら、社長は、外出です。と憮然と答えられた中小企業のお客様もいらっ

しゃいました。

その会社が、如何に取引企業、金融機関を大切にされているか、この挨拶で分かります。

次に、社内のフロアの環境です。

訪問者として、社内に入ると、大抵、応接室にご案内頂き、当然、応接室は、整理整頓がされて

います。その応接に入るまでに通る通路や、またお手洗いを見て、この会社は、隅々まで整理

されている、そうでないと判断していました。

銀行員は、決算書の各数値から、与信判断を行いますが、挨拶のない会社、フロアが整理整頓

出来ていない会社は、やはり決算書の各数値も出来ている会社と比較した際、私の肌感覚では、

苦労されている会社が多かったと記憶しております。

「挨拶」と「整頓整頓」、この2点は、誰もが当たり前としていることですが、今一度見直されて

みてはいかがでしょうか。

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