銀行を活用した販路拡大について
法人取引は、個人向けセールスと異なり、ある程度の信用がなければ、
なかなか 新規顧客の開拓には難しいのが、個人的な見解です。
特に対象商品やサービスが、 一般消費者に見えづらい商品、
サービスであれば尚更です。勿論、 ホームページや SNSに自社の商品やサービスを掲載し、
販促を行う事も、販促にはなりますが、
ある程度認知された企業でなければ効果は限定的です。では、どうやって自社商品 やサービスを効果的に展開していくことが可能か。以下に述べさせて頂きます。
現在、銀行には、
ビジネスマッチングという顧客の販路拡大に向けたサービスを実施
している銀行が多数ございます。殆どが、成約時に成功報酬が発生するサービスと なっていますが、
商品やサービスを売りたい売り手企業と、 こういった商品やサービス を買いたい買い手企業をマッチングする
サービスとなっています。また、メガバンク では、買い手企業が、1〜2日、銀行の本店に自社のブースを設け、売り手企業と終日、
面談を実施しているメガバンクもございます。ただ、このビジネスマッチングは、 あくまで、
買い手企業に興味を持って貰う、 いわば受け身の営業になってしまいます。 むしろ、自社の商品やサービスをこういった企業に売りたい、
この会社に飛び込み 営業したが、
門前払いで何とか責任者に会えないか? とお考えになられてる経営者 の方が多いのでは?と思います。こういった攻めの営業は、是非、銀行の担当者に
ご相談ください。具体的に販売候補先となる企業のリストを作成し、
相談するのが 効果的です。リストを受け取った担当者は、取引先の所管店を確認し、
相手側の 担当者に相談のうえ、面談の可否を確認し、
面談可となれば日程調整も行います。 先程のビジネスマッチングは、手数料が発生致しますが、
こういった個別の相談は、 手数料は発生しません。なぜ銀行が、こういった相談を受けるのか疑問に持たれたか
と思いますが、銀行としても、
お客様の売上アップに繋がれば、将来的な資金調達に 繋がり、銀行としてもビジネスチャンスとなります。また、相手先企業を紹介するに
際しても、原則、財務内容に問題の無い企業が前提となりますので、
新規顧客の与信に ついてもクリアとなります。銀行としても、他行と差別化を図る上でも、
お客様の販路 拡大に向けたサポートは、積極的に行ってますので、
是非、一度、お取引銀行の担当者に 相談なさっては、
如何でしょうか。
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